hitsmanのブログ

糸島で一応100キロウォーカーにはなったんですが…

こんな時・・・?

私も一応100キロウォーカーなんで散歩!

気が付くとしゃがみ込んでいた!


「休日、晴れ」何と素晴らしい言葉なんだろう!ここんところ、休みに限って雨、歩けない日が続き、焦りとウップンが多少溜まっている。前日から準備万端の用意!特に必要の無い、レインコート、テーピング等の応急処置セット!どんなに削っても、結構な重さになる。まぁ私みたいな若葉100キロウォーカーは、トップウォーカーとは違い、あらゆる状況を想定した道具を入れて、また、その重さに慣れた歩きをしないと大変な事になる!

6時15分出発!大会用のNBに自分の足型の靴底を入れ、意気揚々だ。少し空気は冷たいが、新鮮で美味しい!帰る頃には花粉で鼻ジュルジュル、目かゆ〜〜状態だろって、笑みがこぼれる。

30分ほど歩き、川土手!ツクシの季節!毎年、マサ子さんから「取ってきすぎ!」とデヤサレルが、仕方ない!ついつい取ってしまう。欲望を抑えきれない。今年は太陽が少なく出が遅いし小さい!まぁ来週あたりにまた、愛孫達と来よう!来週の休みはいつやったっけ?などと幸せなことを考えながらのプラプラ散歩。

・・・?

・・・?

気付いたら、しゃがみ込んでいた?目の前にベンツのステーションワゴン?大好きな車!かっこいいなぁ!

と、同時に右腕に強烈な痛みと首から右手先にかけての極度の痺れ?何なんだ?

ベンツから老婦人が降りてきた?

「すいません!大丈夫ですか?」

ようやく、状況の把握が出来た!

大丈夫って?こんな時、何と答えたら良いのだろうか?

老婦人はオロオロ!シチャモチャしている!

「すいません!今、家に連絡しても誰もいなくて、学校に送っている途中で、すいません行ってきて良いですか?」

こんな時、何と答えたら良いのだろうか?

「はあ」と答える。

20分ほど川沿いの風が吹く土手でしゃがみ込んでいた。

20分ほどの間、10数台の車が通って行く、3台ほどの車が私のそばで止まり、不審そうな、「何しようとかいな?」という顔で去って行った。

こんな時、どんな顔をすれば良いのだ?

ほどなくして、老婦人が返ってきた!そして道の真ん中にベンツを止めている!

私「もうちょっと端に止めた方が良いのでは?」

老婦人「震えてて、運転出来なくて!」

こんな時、何と言えば良いのか?

相変わらずの痛みと痺れでイライラしながら

私「とりあえず、もう少しでも避けないと、車通れませんよ」とぶっきらぼうに言った。

なんとか車を幅寄せした老婦人、相変わらずのオロオロ、シチャモチャ!

ほどなくして、息子らしき男が到着するなり「何しよったとな?」と老婦人に怒鳴っている!

いやいや!「お前が学校に送って行けよ」と思いながらも、痛みで喋るのも面倒だ。

男が警察に連絡している!

「救急車呼んだ方がいいんでしょ」と男!

私「どっちでもいいけど、病院に行かなやろ!」と必死に口を開いた!

男は救急車に連絡しながら

「折れて無いでしょ」と聞いてきた!

コイツは馬鹿か?

私「手は動くから、折れては無いヤロ」とそんな事どうでもいいと思いながらも答えた。

そう!私にしてみたら、利き腕でではあるものの、二の次だった!元々、私、頭が大きく、首が細くて長い!チュッパチャプスのような上半身、3年ほど前から頚椎ヘルニア疑いで毎月病院へ通っている。それに加え、昨年、おかまを掘られ、4ヵ月間の病院通い!その時も、こんな首から右手にかけての痺れで大変だった。未だに雨の日などは頭が重く、手も痺れてくる。

私「またや!めんどくさい」

サイレンを鳴らす救急車の中、血圧を測ると

178/138mmHg

どうりで頭も痛いし吐き気もするはずだ!

ビニール袋を左手に持ってふらふらしながら車を降りると車椅子に乗らされる!

恥ずかしいが、どうしても乗れという!

車椅子に乗ると回りで見ているより、ずっと早いスピードに感じる!思わず右足でエアーフットブレーキをかけたくなる。

レントゲン撮影、警察の取り調べ、診察を終えた時、割烹着にクロックスの嫁が目に入った!

心配そうに嫁

「大丈夫ね?」

心配そうに私

「お前の方が大丈夫か?その格好で?」と心でつぶやいた!

こんな時、何と答えたら良いのか?

私、生まれ変わったら何か答えます!

拝啓、中島浩二様。

私も一応100キロウォーカーなんでウォーキングイベント!

拝啓、我、敬愛する中島浩二様、この度はFM福岡ウォーキングイベントの参加券を頂き誠に有難うございます。多数の応募の中、当たるか当たらないか分からないまま、先月より希望公休を出していました。当選ハガキが届いた時には嫁と手を取り合い喜びました。枕元に置いて寝ようか?と思ったほどです。

イベントが近づくにつれて、天気予報が気になり、晴れと表示している週間天気予報のサイトを探してみましたが、どれも雨!昨日には大荒れと予報されていました。

昨晩は何度も目が覚め、その度に雨音が耳に入り、ため息の一夜を過ごしました。

雨天決行にて、朝7時パンツを脱ぎ、大会用のスポーツタイツを履き、本気の格好で私も嫁も準備万端で愛娘と愛孫を起こし、いざ出発!途中のコンビニで腹ごしらえ!アンパンマンを車中で流しながら那珂川市へ向かいました!大会会場の五ケ山キャンプ場に近づくにつれて雨も酷くなり、ここ数日では1番の寒さも感じました。しかし中島様の人気がなせる技でしょう!会場では既に沢山の車が駐車しており、スタッフの方もビショビショにぬれながら案内をされていました。駐車場からのシャトルバスに乗る前にスタッフさんに尋ね、会場では待合室の無い事を知りました。

拝啓、敬愛する中島様、一緒にウォーキングしてサインや愛孫とも写真を一枚と思っていましたが、愛孫達が風邪などひいてしまっては身もふたもないものですから、その場で断念し、大会の成功を願いつつ帰りました。

この際、せっかくですので、前々からやりたかった事をする計画に変更しました。

よく見ているYouTubeに「カー用品店で嫁に1万円を渡してみた」という企画です! 女性が乗るには殺風景な車ですから、愛娘のアドバイスを聞き、どんな物を購入するのか非常に興味深かったのです。 私の苦手な匂いのコーナーで色々と試す親子の姿、私が買った事のないチャラチャラしたものをカゴに入れていました。

後で知ったのですが、これも匂いの品でただのチャラチャラした飾りではなかったんです!

ハンドルカバー選びでは、私が選び持って見せたものを親子同時に0.1秒で却下する有様でした。拝啓、中島様!女性と男性ではこんなにもセンスの違いが出るものなのですね! 私、レジ前にて「残ったら、今日のお昼の足しにしていいから!」と半ば周囲に聞こえるように言って、トイレに行くからとその場を去りました。

トイレから、さっそうと帰って来たのはいいのですが!

・・・1万円を超えていました。

超えた分は自分で払うようにお願いし、店外の喫煙所に急いで行きました。

拝啓、中島様!今後、あまり偉そうな事は言わないように心がけます。

買い物を済ませると愛孫の腹時計も鳴り響き、近くのイオンにて食事を済ませました。イオンは流石に良く考えているもので、店舗が立ち並ぶフロア続きで楽市楽座があるんです。

拝啓、中島様!本日の予定にはありませんでしたが、UFOキャッチャーにて遊ぶ事となりました。

愛孫が持っていない。悪者とカレーのヒーローがどうしても欲しかったのです。

ここで愛娘は店員さんを呼んで

「バイキンマンとカレーパンマンとアレとコレを置いて下さい」とお願いしていました。私達夫婦から見れば、なんだかカンニングで試験に挑むような気分ですが、今は当たり前みたいですね。それよりも、小さい頃は上の愛娘と違い、人見知りで、他人には口数の少なかった愛娘がこんなに喋れるようになり、やはり「お母ちゃんは強い!」って感じでしょうか? 現在の自分の体格にまだ慣れてないのか?腹をぶつけながら横からボタン操作!お腹の子も「何してんねん!」って言っている事でしょう! 嫌がる嫁にさせてみましたが中々上手くいかず、嘆いていましたが、その横で愛孫の真剣な表情を見せてくれ、楽しかったです。拝啓、中島様!やはり何事も練習が必要だという事ですね!嫁よ、ガッカリする事も悔やむ事もない!ただ、練習が足りなかっただけです。その悔しい思いを忘れずに、今後にいかす事を切に願います。

追伸、私、生まれ変わったら中島様と100キロ歩きたいと思っています。それでは長々となりましたが今後の御活躍をお祈りします!

サクラサク!

私も一応100キロウォーカー、運命の日

「眠てー!」と言いながら、不安げに起きる愛娘と朝食の準備をしながら、やはり不安げに作り笑顔を見せる嫁!

本日は愛孫の採血の日、マサ子さんも含め、皆で精一杯、愛孫を笑かし、したくをする。

嫁は仕事、「結果が出たらすぐに教えて!」を自分では気付いてないだろうが、私に何度も繰り返し言う。

朝9時の採血に間に合うように病院へ行く。

愛娘達を病院前で降ろし、立体駐車場へ車を止めに行く。

いつも患者が多く、今日はそれでも5階でよかった!

急いでエレベーターへ向かうが、チンタラして中々来ない!階段で降り、愛娘の元へ向かう。

途中で駐車券を忘れた事に気づく!「落ち着いて」と自分に言い聞かせてはいたはずだが、それすら忘れてしまっていた。

小児科まで一緒に行く。すでに数名の親御さんが皆同じ顔で心配そうに待っていた。

まだ、時間がかかりそうだったので、駐車券を急いで取りに行く。

・・・戻って来て自動ドアが開くと愛孫は私に気付いた様子で指を指す、私も笑顔で指をさしながら近づく?

愛孫の目が赤く、まつ毛が濡れ、手にはアンパンマンが貼ってある。 採血は、すでに終わっていた。

誰しもが1番聞きたく無い、子供が悲しむ声。

だけど、1番聞かなければならならなかった声。採血が終わってすぐママの顔を見てホッとしただろうが、その横にいなければならなかった。愛娘すまなかった、ただの運転手にしかならなかった、愛孫よすまなかった。幼子のほんの少しの心の支えになれなかった。ただのシールを買ってくれるデカイ男の人、それだけだった。

採血の結果まで、1時間は、かかる。待合室で絵本で遊ぶ愛孫。

こんなに元気になったんだ、大丈夫だ!飯も食う、滑り台もジャングルジムだってする、よく笑う、ウンコもオシッコもいっぱいする。

数え切れない程の理由付けをしながら順番を待つ。


呼ばれた!ドキドキしながらも、急いで診察室に入る。

医師の顔は笑っていた。

でも前回も笑っていた。

「正常値に戻りましたよ」

普段は見せないしっかりした顔で「ありがとうございました」と愛娘が御礼を言った。その言葉に私もつられて御礼を言った。

涙をこらえるのが精一杯だった。

愛娘は医師の質問、今後の指示を真剣に聞き、的確に答えていた。

その姿を見て、また涙をこらえるのが精一杯だった。なんと情け無いジジイだと思いながらもそれでも良かった。

診察を終え、嫁にLINEをする。

「正常値に戻った、サクラサク!」

嫁からすぐ返信、喜びの言葉と安堵の言葉

携帯をポケットに入れるとひっきりなしにバイブの音が鳴く。

「スタンプを受信しました」

「スタンプを受信しました」

「スタンプを受信しました」

「スタンプを受信しました」

「スタンプを受信しました」

嫁の感情を表したパンダが沢山いた!

愛孫、愛娘、婿、マサ子さん、上の愛娘、新婿、そして嫁

やった〜〜!

私、生まれ変わったらヤッターマンになります!