秘密の部屋?
私も一応100キロウォーカーなんでヒーローだった頃も・・・
もちろん私は100キロウォーカー、運動会はヒーローだった!クラスはもちろん、学年でもトップだった。
まだ幼い小学校低学年の時足に自信のある私は無謀にもその時の担任の先生に勝負を挑んだ事をよく思い出す。
その先生は若い新任?のような先生!活発そうだったから挑んだのかもしれないが・・・。
あっけなく負けた!大人気ない担任だった。
初めての敗北に、足が痛かったと言い訳したものだった。まだ井の中の蛙という日本語を知らなかった頃だった。
都会から離れ、田舎に来た私!もちろんやはりクラスでも学年でもトップだった!町内でも有名なカンガルー足!運動会もゴボウ抜き、町内運動会でもゴボウ抜き!天狗カンガルー足だ!
高校に入り、即、井の中の蛙を思い知る!全くスピードの違う隣町のカンガルー足の持ち主のマモル君、中学の時は放送部!心の中でアナウンスしながら走っている。
井の中の蛙の私は即、やり投げに種目を変えた。
まぁそんな事を思いながら、ユウセイの運動会を、このクソ暑い運動会を楽しんだ!
嫁「娘も相当疲れてるんやね、すぐ寝たもんね」
私「・・・お前もだ」
「ぷ〜〜ん」
・・・⁇・・・いつものか?
店に入ると「ぷ〜〜ん」する愛孫、愛嫁を呼ぶがキャッキャで聞いていない!店内放送でもしようかと思った頃、笑顔でこっちを向く!
私「オムツ見てきてん!」
愛孫を抱えてお尻を臭う愛嫁!
嫁「イヤ出て無い」
愛孫よスマン!レディに対して「ぷ〜〜ん」を疑ってしまった!
アンパンのDVDを買って、お詫びをした!
自宅に戻って、小休止!今日は早朝から少し散歩!
・・・うん!散歩だ!・・・少し心が折れているかな!
前回の休日、「100キロウォーカーへの道」として始動した!
たかが10キロで足首がつった!たかが10キロだ!ショックだった。
まぁそんなどうでもいい事はさておき、早朝からのテンションが終わりを告げて、一気に睡魔が襲って来た。
私「ちょっと横になるき」
嫁「いーよー」
仏間で横になる私
「・・・カ・・れ〜・・な・・」
私「なんかいいよる」目を閉じて、意識の向こうで聞こえる
愛娘「カレーパンマンが無い!」
私「あーさっき嫁が買ったパズルの話か!」
愛娘「あれ〜?何処に行ったんやろ?」と慌てふためいている!」
私「仕方ねーなー、捜索するか?」
何故か名探偵気分が心に宿る?
私「カレーパンマンどこに行ったかね〜〜?」と愛孫に尋ねる!
私「・・・うん、間違いでは無い!確かにそれはカレーのヒーローだ!ただ人形だ!」
笑かしてくれる愛孫を尻目に、必死になって捜索する大人3人!
先日もコキンちゃんが居なくなり、愛婿を入れて大人4人で大捜索の二日間!ふと見ると、愛孫が手に持っている?
大の大人4人「多分、愛孫の秘密の部屋があるんやろね」と意味不明の納得をしたばかりだ!
「秘密の部屋」やったらわからんね〜っと、半ば諦めかけた時、隣の部屋から愛娘のデカイ声!
愛娘「思い出したァ〜〜!腹!」と意味不明な日本語!
私「なんだ〜パズルの話じゃないんか」と再び捜索を始めた。
隣の部屋から愛娘のデカイ声が再び
愛娘「そういえば、さっき・・・腹」
パズルの事では無いとしても気になる私
私「どうしたん?」
愛娘「さっきね、洗濯物を、たとみよった時、そういえば私の胸になんか一生懸命入れよったんねー、それが落ちて腹に有る!」と言いながら、出したワンピース!
・・・カレーのヒーローだった!
・・・愛孫の秘密の部屋って・・・。
私「・・・そりゃわからんね」
愛娘よ「灯台下暗し」と言う日本語を覚えたな。
私、生まれ変わったら「明智小五郎」になります




