マルキンさんの農業講義?
私も一応100キロウォーカーなんで「体験」
午前4時、携帯のアラームにて目を覚ました瞬間から眉毛を一文字にさせ右膝と首にテーピングをする。
午前4時30分まだ夜が明けぬ田舎道をヘッドライトを点灯させ歩き出す!目指すは「マルキン農楽園」
そう、本日は私の親友「マルキンさん」の指導の下、「じゃがいも」を植える!歩いて2時間、イヤ、今の私では2時間半の距離をペースを守って、歩幅を守って歩く。気持ちが高まっているのか、ペースが速い!乱れる!歩幅も広い、自分を戒めながら「マルキン農楽園」を目指す!
結局、1時間半で到着!「駄目だ」と思いながら、おもむろにタバコに火をつけ、マルキン邸の玄関口、通称「私のオアシス」に座り込む。
・・・?
・・・ガラガラ
さすがマルキンさん、私の気配を感じ、登場!
・・・しばし、子供の事、孫の事、つまらん事にて楽しい時間を過ごす!
さーてと!いつものように、消防マークの長靴を借り、いざ農楽園へ。そこには、あらかじめマルチを張った教材が用意されていた!マルキン先生は、今日の日の為にあらかじめ下ごしらえをしてくれていたのがわかる!
先生「じゃ〜今から、この2段の畑の土を作って、三段にするから!」
ニコニコしながら言っているが、私の頭の中はちんぷんかんぷん!何も想像出来ない!
先生は何やら白い袋を持って来た?
袋の中は「もみがら」?
先生「これをまんべんなくまいて」とやはりニコニコしながら指令を言い渡す!
・・・why?
私「何でなん?」
先生「土が柔らかくなるから・・・」
・・・正直、この後、私、ガムシャラ過ぎてあまり先生の答えを覚えていないが、多分こんな事を言っていた!
さあああ次の指令!先生は白い粉を持って来た!
・・・これも正直、何の粉で何故なのか?あまり覚えてないが、確か、「アルカリ性から・・・何とかで・・・土を変えて・・・」
・・・マルキンさんは理科の先生か?
ドドドド・・・と、耕す機械を持って来た!見た目より難しい!
写真を撮られているのもわからず、力の入れ方もわからず、悪戦苦闘!
先生「あ〜〜良い土が出来た〜〜!」と満面の笑み!・・・そして数秒、マルキンさんの周りだけ時が止まる!
・・・この人は、土を見ながら、芋焼酎を3杯飲むやろな〜とマルキンさんの後ろ姿を見ながら、時間が動くのをしばし待つ!
じゃがいもを植えた後、キャベツの苗と大根を植える!どれも私には初めての体験!多分、マルキンさんは私に色々な体験をさせようと計画してくれていたのだろう!全く、お人好しだ。大地と見つめ合っていると心が綺麗になるのか?多分マルキンさんはキャベツの芽を食べるコオロギや白菜を食べる青虫なんかと会話出来るに違いない!
そんな事を考えながらタバコに火をつけイップクしていると・・・・?
FIRE〜〜!
私「な?なんしよるん?」
先生「除草剤まいた所を燃やしよるよ。だって、周りを綺麗にするのも畑仕事の1つやん」
私「・・・・」
畑仕事の1つかどうかはわからないが、一瞬カッコイイと思ってしまった!
私、生まれ変わったら「ゴーストバスターズ」になります!
♪ティーティーティーティーティ、ティッティティリリ♪
追伸
帰りは自宅まで送ってもらった!
・・・全くお人好しだ!