ハラヲククル
嫁も、一応20キロウォーカーなんで、ビビル?人間は自分では気付かず、ストレスを感じた時、脳が糖分を欲する!
三年ほど前に、日頃は2人!、マサ子さんと出かけても3人!それなら、8人乗りの車はいらんだろうって事で、今迄3台ほど乗り換えた、ワゴン車生活をやめた!
ただ、ここ何カ月間か、孫も出来たし、新しい家族も出来る!日頃は良いが、チビ達が帰省している時には、かなりの不便さを感じていた!
ウォーキング中に、ふと寄った顔なじみのディーラー、すかさずドリンクを出してくれる営業マン!
もちろん全力でアピール、周りを車に囲まれた、この環境、私にとっては、ある意味美術館だ。楽しい!
後日、嫁と一緒に来店することにした!
ただ、ワゴンを買うにしても、私の車は、まだ新しい!購入するんだったら嫁の車になる!
私も一応100キロウォーカーなんで、ディーラーでもらったパンフレット、ドライブ中にすれ違う車の説明を、偽ジャーナリストのように説明する!いつもは、ほとんど私の独り言状態になるが、最近は結構話に乗ってくる、楽しい時間だ!
そして本日!ディーラーへ行ってみることに!
私「試乗出来るかもしれんから眼鏡持って行き〜」
嫁「イヤダ!絶対持っていかん!」
私「イヤイヤ貴方の車になるかもしれんちゃきぃ、乗ってみたら?」
嫁「イヤダ!私の車になったら乗る!」
それは当たり前だ!自分の車になったら乗るヤロ!と心でツッコミを入れた。
・・・はは〜ん、ちょいビビっとるか?
ゴールド免許ではあるが、嫁の運転歴の中に8人乗りの歴史はない!
ディーラーまでの道のり!運転はしないと決めているにしても、なんとなく緊張している嫁。すれ違うワゴン車、並走するワゴン車の長さ、大きさを確認している。「ワゴンは乗りやすいから」と言っても聞いてはいない!
店に着くと、すでに用意されているワゴン車を見ながら、
嫁「シエンタぐらいは仕事でいつも乗っているんですよー」
担当「そうですか、あまりシエンタと変わりませんよ」
担当さん、それはあまりに無茶な例えだ!似ても似つかない!強いて言うなら名前の文字数ぐらいしか同じ所は無いぞ!
運転席に座り周りを見て、景色を眺めながら
嫁「ボンネットの先が、こうやって背筋を伸ばしてもみえんよ〜〜」
嫁よ!昔のヤンキーみたいに、必要以上に背もたれを倒し、車の外から見たら、首から上しか見えない運転をする君には、まず、姿勢から変えないといけないな!
ディーラーの話を聞いた後、車に乗り込み・・・。
嫁「八女この葉」に行こうや!
緊張もほぐれ、甘味が食べたくなったんだろう
「鏡開きの日食べんやったき!」と珍しく、ぜんざいを食べていた。
美味しい、美味しいと言いながら「練習すればなんとかなる!」と恐怖を払いのけ、自分に言い聞かせる嫁!
お茶をすすり、「このお茶も美味しいよ」と、すすめる嫁。
戸惑いながらも一口飲む私!
だって俺が注文したのは・・・コレ!
抹茶やぞー!一口飲んだお前のお茶、お湯にしか感じなかったぞ!
帰りに買い物へ、駐車スペースを探しながら
「もしワゴンになったら、向こ〜〜に止めよう」と笑顔の嫁!ハラヲククった?かなぁ?
私、嫁がワゴンに乗ったら、初心者マークをプレゼントします!