hitsmanのブログ

糸島で一応100キロウォーカーにはなったんですが…

ニブンノイチノアンシン

私も一応100キロウォーカーなんで安心しない!


「ケイレンしている、起きて!」


突然の嫁の声に目覚める!


夜勤明け、家に戻ると愛孫の額には冷えピタが貼ってある?笑顔で迎えてくれてはいるが、キツそうだ。今から病院に行くとの事だ!

疲れからくる熱なのか?風邪なのか?インフルエンザではなかったみたいだ!自宅に戻って様子観察、食欲もなく、水分も取ろうしない!なんとか薬を飲ませるとその後ウトウトし始めた。家族中の心が「これで少しでも、良くなってくれ!」と祈る!


数時間が経過した、私も横になっていた。

嫁の悲鳴にも似た声で目を覚ます。

すぐ隣の部屋の愛孫を抱っこしてる嫁、ケイレンは数十秒間で治ってはいたが、抱くだけでわかるほど、服の上からでも高熱が伝わる。

泣く事でしかキツさを表現できない愛孫、病院に電話する「少しお待ち下さい」の言葉の後、何も出来ない無力さを感じる!時間にして1分もなかったとは思うが、「早くしてくれ」と時が止まってるのかと思うほど苛立ちを覚えた。

「今から来て下さい」との返事に速攻で電話を切る。


愛孫に笑顔で「突発性発疹かな?」と大先生

血液検査や点滴も必要だからと総合病院への紹介状を書いてくれる。

愛娘も嫁も私も「突発性発疹」で、あってくれ!と願いながら総合病院へ急ぐ。

救急外来で愛孫達を降ろし立体駐車場に車を置きダッシュで駆けつけると、電子カルテを記載しながらの問診、慣れた手つきでは有るが、「早く医師を呼べ!」と心の中で何万回叫んだかわからないほどだ!

大きなお腹に子供を乗せて、心配ながらも端的に的確に医師の問診に答える愛娘と愛孫を安心させようと必死な作り笑顔の嫁、「この医師、突発性発疹と言わんな?」とイライラだけの私。点滴をする事になり、私達3人は待合室に追いやられ、泣きわめく愛孫の声に心臓がネジマガリそうになる。


それから2日ほどは、坐薬を入れた数時間だけしか熱がひかない。


やっと熱が下がった。その日は夜勤だった。

休憩時間に電話をすると、テレビ電話で愛孫の笑顔、そして「ブツブツが出たよ!」と周りに聞こえるぐらいの大声で吠える嫁!

夜勤から戻ると、少し足取りをフラつかせながらも歩きながら迎えくれた愛孫。疲れながらも笑顔な愛娘!

一日中熱は出なかったみたいだ。

その日の夜、少しホッとしたのか久しぶりに皆に笑顔が出る。上の愛娘夫婦も心配してテレビ電話をかけてくれた。

イライラも少し治り我に帰る!

幼き家族の病気に少しでも栄養をとバナナやプリンを持って来るマサ子さん!

好きな物を作りながらも愛孫を笑わす為に変顔や変なポーズをする嫁、

出産前に精神的にも辛い時期に一生懸命、子をあやし一生懸命抱きしめる愛娘、

遠くから毎日テレビ電話をかけて愛孫に笑顔で話しかけ、愛孫の好きな歌を歌う上の愛娘!

出張で状態が分からず心配しながらも日中は仕事を頑張り、夜はテレビ電話で子をあやす父親、愛孫が泣くと、そばに来て何をされてもピクリとも動かず「しれっと優しい」レオさん、

皆が出来る限りの事と相手を心配する、不安ながらも良い家族だと思う。

これから産まれて来る新しい生命達よ!私達が全力でなんとかする。何も出来ない時にも全力で心配するから、安心して産まれておいで! 週明けの本日、診断は「突発性発疹」だった!

ただ来週また受診、半分しか安心しない!

私、生まれ変わったら、なれるものなら小児科医になりたい!

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