hitsmanのブログ

糸島で一応100キロウォーカーにはなったんですが…

男のコダワリと女のヒラメキ

私も一応100キロウォーカーなんでウィスキーは好きだ。

先日、私がこの世で最も尊敬する男性2人の内の1人、「虎太郎の父」宅で、ご馳走になった

・・・ちなみにもう1人は松岡修造。

こちら、虎太郎。

私の目的は2つ、1つはオークボトルにわざわざ移し替えたウィスキー。そうこの方、コダワリのある男なのである、ハイボールで一口飲むなんと深みのある、それでいてフルーティ。私がコメントすると、コタ父も同じ印象だったんだろう

帰りに笑顔で頂いたペットボトルには「フルーティ」とわざわざ書かれている。この親切、丁寧さも、コタ父ならではのコダワリだ。

もう一つの目的は、以前から度々頂いている、ピーナッツだ。このピーナッツなんと燻製してある。桜のチップに燻され、ほんのりアメ色に染まって、口に入れる前から燻製の香り、まさに、山岡士郎の行きつけのバーやハートカクテルの世界に浸っている感覚だ。

今まで色々試し、道具を揃え、コダワリぬいたエピソードで酒を酌み交わす。男の正しい時間だ。しばし談笑しながら、色々な揚げ物を、あげたてで、用意してくれた。コタ父夫人が席につく、第一声「ちょっと聞いてちゃ、このゆで卵、私がわざわざ作り方教えてあげてるのに、上手い作り方調べたち言うんよー、そしたら結果ぐちゃぐちゃばい!。」

そう、男のコダワリは、時に女をイカラセル。

・・・ただ、夫人も美味しさは認める所で「出来立てのチーズなんか最高‼︎」と、ワイン片手に、桃井かおり風だ。冷めたチーズも美味しいんだが、コタ父は非常に残念そう。横から夫人が「チーン、したら?」・・・そう、時に男のコダワリは女のヒラメキに負けるものだ。

揚げ物を食べながら、夫人が最近考える事があるという。何十年後かの自分の葬儀に流したい曲があるらしい。仕事がらとか年齢とか、子供が育つにつれ、そういう事も考えない訳ではなく、ハートカクテルの世界から一転、現実世界の話で盛り上がる。夫人は松 たか子の500マイル、忌野清志郎ではなく、松 たか子。声質、雰囲気が気に入ったらしい。コタ父はブルース・ブラザースのShe caught the Katyだったか?まぁソウルマンじゃない所はコダワリだ。私はウィーアーザワールド。ブルース、スピリングスティーンの録音風景には子供心に感動と興奮を覚えた。嫁は考え中。

それから2週間後、嫁からのメール「決まった、私の葬儀の曲、JUJUの優しさに包まれて、これやね」

私「なんで?」

嫁「いい曲やん」

私「・・・」

そう、時に男のコダワリは女のヒラメキに負けるものだ・・・。

私、生まれ変わったらコダワリのある男になります。

追伸、前回沢山の皆様に御購読頂いたオナラブログ、「犯人は私じゃない」とあの日以来必死嫁が弁解する、実に滑稽だ。

時に女のヒラメキは男を犯人に仕立て上げる。

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