hitsmanのブログ

糸島で一応100キロウォーカーにはなったんですが…

犯人は・・・

私も一応100キロウォーカーなんで、大会前は甘党を一時的に離脱する。そんなある日嫁と買い物していたら、私の目の前に飛び込んできた衝撃的なもの、それはこれだ!

ルマンドアイス・・・写メ忘れ食べてしまった。無くなるのが寂しく半分残して大正解。

幼き日を思い出す。お客様か家庭訪問の時しか登場してこない三兄弟、ホワイトロリータ、バームロール、そしてルマンド。中でもひときわ輝いていたルマンド、そうそれは美しく、艶やかに、あのうす紫の妖艶さに、なぜか勝手にフランスの高級菓子と思い込んでいたルマンド。

母に「1つちょーだい」と言っても「駄目!」と、いつもより大きい声で怒鳴られたルマンド。コッソリお菓子の戸棚から取ろうとした所を見つかり、いつも以上に叩かれたルマンド。それだけ高級だったんだ。お客様も学校の先生が帰った後も、ひとつも残ってなかったルマンド・・・?、待てよ?そんな事あるか?客や先生が全部たべるかー?犯人は奴だー、いつもより大きい声でいつもより激しく怒った、奴だー。


今回100キロ完歩したその足でコンビニでルマンドアイス買ってと嫁に話していたので、台風で中止になりすっかり忘れていたが、嫁が買ってくれた。一口ほおばり、ロイヤルミルクティ味が口の中を占領したかと思うとバリっとした食感が懐かしさを味あわせる。今でも私には最高級菓子だ。

私、生まれ変わったらルマンドになります。

幸せな時間と戦いの時間

私も一応100キロウォーカーなんでシューズにはこだわりがある。愛孫も娘の友達やら、姉妹から沢山靴を頂いている。私も100キロ完歩するたびにプレゼントを約束している。ただ、どれもまだ大きく、歩き始めの愛孫には少し重いので、もっぱらファーストシューズを履き倒していた。

これがそのシューズ、ベビー服やベビー用品店のバースデイのオリジナル靴、anyoです。値段の割に中々しっかりしているし、かなりの軽量。サヨナラ、いい仕事をしたよ。〜という事でとりあえず近くのベビー店へ靴を買いに!その前に愛娘が歯医者に行くとの事で私が愛孫を見る指令が下った。やった〜〜独占時間到来ダー。愛娘を歯医者に送ると、孫はスヤスヤ寝息をたてている。音楽を止め、しばし二人のドライブへ(この時はまだ、大丈夫だったんだ〜)数分後、少しトイレに行きたくなった(貯蓄率20%)

信号待ちで見るルームミラー越しの可愛いい寝顔、なんて俺は幸せなんだ、いつも歩いている道も見慣れた町の風景もなんかいいもんやなー

(貯蓄率40%・・・なんて事は無い)

ドライブも1時間を過ぎた頃、愛孫も時々目を覚ましてボーっとしてる。そろそろ歯医者も終わる頃かなぁ?とりあえず行って見るか(貯蓄率60%・・・大丈夫、大丈夫)

歯医者の中に入って待合室を見るがまだ終わって無いみたいだ、入り口に何故か懐かしいガチャガチャがある、手書きの文字で100円・・・。愛孫を立たして100円入れて時計回りに回す、あれっ?回らない!左も。手書きの文字をよく見ると〜100円は入れないでください!〜

なに〜〜!ヤベーという感覚が俺の貯蓄率を90%に!ガチャガチャを持ち上げ反対にしても出てこない、とにかくここを去ろう、歩かないと貯蓄率もヤベー。外に出て辺りを散歩するが思いの他、日差しが強い!やっぱり戻ろう。再び歯医者へ戻り、受付の女性に「すいません、間違えて100円入れてしまいまして」すると女性の眼鏡の奥の瞳が一瞬ギラッとしたのを俺は見逃さなかった。女性は慣れた手つきでガチャガチャを分解し、ギラッととは裏腹な優しい口調で「はい」と100円と専用コインをくれた。ホッとはしたがこの時、貯蓄率95%。ガチャガチャをしてもう一度外に出て、道を挟んだパン屋へ歩く、横断歩道の信号のなんと長い事、その場で足踏み1.2.3だー!

パン屋でアンパンマンの顔パンと明太フランスを買って、再び足踏み1.2.3。駐車場で愛孫にアンパンマンの顔をむしり少しずつ食べさせる。(貯蓄率99.9%)アンパンマンジッと見つめ、頑張れ俺、君は100キロウォーカーだろう、これも練習の一環だ、大会中もこんな事はある!頑張れ‼︎

愛娘登場、バトンタッチ&ダッシュ


新しい靴も買って帰宅し早速歩かせてみる。少し大きいがスムーズによちよち。愛娘に前のは捨てよかねと言うと「やっぱり、とっておこうかと思いよる、記念やし、ファーストシューズやし」その言葉に感動する。少し母親らしくなった。

私、生まれ変わったらファーストシューズになります。

感動の再会は突然に

私も一応100キロウォーカーなんで、夜勤明けでも軽くウォーキングはする。しかーし、本日は待ちにまった愛娘、愛孫が関西から30日ぶりに、720時間ぶりに帰省してくるのだ。ただでさえ明けでテンション上がってるのに、本日は120%MAX状態だ。この日をどんだけ待ったことか、キリンになるところやった。

職場の時計をにらみつけ、一目散に自宅に戻る、嫁と食事をしながら愛娘にメール、「まだ見てないから、寝てるかも。遅くなるかもしれんき、風呂入って、少し横になっときー」

そーだ、運転が危ない!出来るだけ疲れをとろう。落ち着け!落ち着け!俺‼︎

湯舟につかり、あの愛らしい顔、声を想像しながら、感動の再会を思い浮かべる。

布団に入ると、吸い込まれる様に・・・。

「起きて、16時10分に着くちバイ!もう新幹線に乗ってる!」携帯を見ると14時を過ぎてる。「うおー!」急げ〜〜俺、そして嫁〜〜。

「この服どう?って暇も無いね〜〜」と冷静な嫁・・・こやつ中々やるな!

車を走らせ、バイパスを越え、孫のリンゴジュース持って来てない事を思い出し、セブンにより、ついでに自分達のおにぎりと飲み物購入、あー俺の計画では、駅でランチかカフェで愛娘、愛孫の顔を思い浮かべながら「寝てるやろか?遊びよるやろか?俺らのこと覚えてるやろかetc...」そんな待つ幸せな時間を過ごすはずやったんにー。とにかく急げ!いや、急ぐな時間はある。いや、この前も駐車待ち30分かかった!急げ!急ぐな俺、この前も一旦停止で捕まったヤロ!

焦る気持ちも取り越し苦労で30前に到着。待合室にてホット一息

10分前にホームに行き、余裕の一服!

愛娘からのメール「ついたよー」???

「えー!ホーム間違えた?」確かに隣のホームに新幹線はついたけどー?」

再び愛娘からのメール「もうすぐ着くよ」

「・・・ふぅー」

むこうからキラキラと新幹線が入ってきた、1つ2つ3つ、4~っつ、きた〜5つ目の車両、降りてくる人を見る、窓の中の人を見る、・・・いっいない?「おい、おらんぞ、間違えたんかなー?」と横の嫁に話すと・・・⁈なにー、向こうですでに愛孫を抱いている〜俺の感動の再会は〜〜

ダッシュで近寄り、愛孫を抱く、寝ていたのか少し不機嫌だが泣かない、以前と違って覚えていてくれたんやなぁ、このプニプニ感最高。

自宅での道中、すやすや寝顔。私のプランのなんと意味のなかった事を思う。


私、生まれ変わっても、この子のじーじでありますよーに!